後天的に絶対音感が身につくか実験中

4月 5, 2021UncategorizedUncategorized

唐突に絶対音感が欲しくなったので訓練を始めた。

いや、正確に言うと音感がなさすぎて耳コピができなさ過ぎて楽器弾くのをやめた過去があり、ずっと絶対音感は欲しかったのだが、幼少期の訓練がなければ絶対音感は身につかないという説を信じ切っており、訓練するという発想に至らなかった。

ただ、最近意見が変わった。8歳までに複数言語を学ぶとバイリンガルになる、そうでなければ無理といった話を聞くのは珍しくないが、TEDトークで大学生くらいになってから複数の言語を身に着けた人の話を見たのだ。

絶対音感は先天的なスキルであるという説ももちろんある、だが体系的に絶対音感を身に着けるために効果的な訓練方法を研究し、その手法を用いても結果が出ない人がいるという証明はないようだ。
先天的に身についた人がいる。音楽活動に従事するだけでは後天的に身につかないということが証明されただけだ。絶対音感の訓練法を模索し、実践してみる価値は大いにある。

完全に余談だが、絶対音感なくても音楽はできるという意見も多いしそれは間違っていないと思う。正しく楽器を弾くだけなら求められるのは手先の器用さのみで音感どころか耳栓してても良い音楽は奏でられる。
ただ学習効率に目を向けると話は変わってくる。音感がない自分の場合、音楽をスロー再生して何百回も聞き返しながら楽器を弾き、同じ音を探す工程をしなければいい曲を聴いてもコピーすることもできない。

対して絶対音感であれば(記憶するまでの時間はともかく)一発で同じ音を出せるので効率は明らかに雲泥の差がある。もちろん高度な相対音感の場合も基準となる音と、自分が出した音、その差を読み取れば2回音を鳴らせば正解に到達できるだろう。どちらも楽譜に起こす場合は時間的には大差ないかもしれないが、楽器を持たず音を鳴らすこともなく脳内で聞いた音を楽譜のように整理できるなら、ただ音楽を聴くときに理解できることはけた違いに増えるはずだ。音楽学校やオーケストラのメンバーなど高度な音楽のスキルが求められる立場であればあるほど絶対音感の保有者の割合は顕著に増えるらしい。

音感の良し悪しは音楽を学ぶ上で非常に重いハンデとなる。弾きたい曲の楽譜を片っ端から買うような金は普通はないだろう。そもそも楽譜がない曲も多いので、そういったケースで音程を記憶できないと何十時間もかけて耳コピして楽譜を起こしてから練習する羽目になるわけだが、即興で耳コピできる友人とは楽器の習熟に使える時間がそのぶんだけ差がついてこの差は埋まることはない。

絵を学んだ時も同じようなことがあったが、芸術分野で上達しない人間は上達できる人間が当たり前のようにこなしている分析ができないし自分が何も見えていないことにすら気づけない。音楽の場合はそのスキルは曲の中で鳴っている音をすべて識別できるようになることが第一歩なのだと思う。その瞬間になっている音が何の楽器で、どんな音程やコードが使われていて、テンポがどうなっているのか、どこを叩いているのか、などありとあらゆる情報をありのままに認識・識別できなければ上達まで無限に時間がかかる。

進捗メモ

とりあえず3日ほど訓練した。

最初はCDEを600回程度、途中からAEのみに絞って400回程度音を聞いて音名を推測する作業を繰り返した。結果たまに混乱して何もわからなくなることはあれどEのみは若干識別できるようになってきた。
極力相対音感は使わないように無心で音を聞いて記憶しようとしているが、そうなるとオクターブの違いすら分からない。果たして効果はあるのか?すでに不安になってきてはいるがほんの僅かだが正解率は上がっている気もする。(目標は体感で音名がわかる、つまり100%近い正答率なのでちゃんと統計を取るつもりはない)

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